【小特集No.27 Light My LEAD.】
かもんべぃべらぃまぃりーど♪いや、火付けは困りますよ、放火は天下の大罪だ、戸締り用心火の用心、一日一膳じゃあ腹が持たぬわッ!とまあ、駄文を垂れ流すのは毎度のことながら、今回の小特集は、ボディー材がアッシュではなさそうなLEADシリーズに関するお話。興味あります?
きっかけは以前にも触れたとおり購入時重量がジャスト3kgであったアークティックホワイトのLEAD2(#E021434)入手でした。あんまり軽いのでネックジョイント部をまじまじと見つめたらどうもアッシュボディーのそれとは異なる感じが。調整時某リペアマン氏にいろいろ訪ねてみると、やはりアッシュではなく他の材を使用しているのではとの見解。その当時はバスウッド説が有力でしたが、美しいアークティックホワイトの衣を剥ぎ取るわけにもいかず、探求は一時断念してましたよ(笑)。
その後LEAD1(#E109482)を入手し、これまた3.2kgと軽量だったため小特集No.24にて前述の軽量LEAD2と比較紹介いたしました。その時点でも材に関しての新たな知見は得られずじまいでした。だって美麗なる衣を剥ぎ(以下略)
…ええ、以前トップページでは紹介しましたが、LEAD3(#E105251)もね…これもまた3.12kgと軽量でして、まあ、キャビティーの形状差とPUの重量差があるため単純比較はできないんですが。
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LEAD3のキャビティー画像です。 フロントピックアップもハムバッキングタイプであるため それに合わせて拡大されています。 |
LEAD3のジョイント部画像です。 やはりアッシュっぽくはないですね。 |
Serial No. | Total Weight | Neck Weight | Body Weight | Nut width |
#E109482 | 3,200g | 670g | 2,530g | 42.3mm |
#E021434 | 3,000g | 650g | 2,350g | 42.0mm |
#E105251 | 3,120g | 680g | 2,440g | 42.95mm |
Serial No. | Neck Date | Body Date | P.U Date | POT Date |
#E109482 | 5/28/82 | _ | _ | V:2/82(8206),T:2/82(8206) |
#E021434 | 5/82(2282) | _ | _(F)/non original(R) | V:6/82(8226),T:6/82(8226) |
#E105251 | _ | _ | _ | _ |
Serial No. | Thickness(Head) | (Neck,1F) | (Neck,5F) | (Neck,21F) |
#E109482 | 15.55mm | 20.7mm | 21.25mm | 26.1mm |
#E021434 | 14.8mm | 20.5mm | 21.2mm | 25.7mm |
#E105251 | 14.9mm | 21.9mm | 22.1mm | 26.4mm |
*ネック重量にはペグ・ストリングガイドを、ボディー重量にはその他のハードウェアを含む。
スペック比較は上記の通りです。ボディーの重量がピックアップやブリッジなどのパーツ込みで2.5kg程度ってのはやはり軽量と言わざるをえません。
この画像はトップページ以外では初公開でしょうか?シェナサンバーストの個体も持っていたくて、ボディーのみを落札し、所謂二個一状態にしておりましたよ。そんなわけでDATAのページには載せてなかったんですが、専門家との雑談を契機に見つめなおしてみたところ、どうみてもアッシュではなさそうなんですよね。後付みたいでお恥ずかしいのですが、これまた他の個体よりも軽量且つ好みの音がしてるんですよね(笑)。
コンター部などでも導管が全然見えません。
こちらはアッシュボディー(#E017266)のコンター部です。導管が確認できますね。
そしてとうとう!とうとう既に魅惑の白衣を剥がれていた、剥ぎ取られていた、ひん剥かれていた可哀想な個体を落札しましたよ!
元々は美しきアークティックホワイトの衣を纏っていたはずなのに、うう、哀れなり。で、ええと、散々剥ぐだの何だの言っておいてアレですが、管理人は昔魔性のワインドレスを剥ぎ取った(小特集No.14)前科持ちです…そこで比較♪
一見して「同じではない」のはお分かりいただけるかと。で、コレも太陽の下で撮影してみましたよ。
シェナサンバーストよりもさらにわかりやすいですね。木目は見えますが導管は確認できません。
一方こちらはと言えば、はっきりとわかります。特にボディー下部、やや削りすぎた(涙)部分で顕著ですね。
いかがでしたでしょうか?結局のところ「アッシュでは無さそうな材を用いて製作されたLEADシリーズが少なからず存在する」ということ以上はわかっていません。識者からは「バスウッドではなくソフトメイプルでは?」などとも言われていますが、断言できるレベルではないそうです。まあ、軽いと楽だし、音色的にも好みなのでそれでいいんですがね(笑)。シリアルやコンターの形状、そして色からすると、これらは後期に製作されたものの中に多いのではないかと思っていますよ。軽い方が好みのあなた、狙うは後期モノですぜ♪