【小特集No.14 Sandin' with the LEAD2.】
ブラウンサウンドかぁ、どうやったら出るんだろうって腕なんでしょうが、んなこと言ってたらLEAD2サウンドのグレードアップなど夢のまた夢ッ!ようがす、ここはひとつある種定石化している手法を用いて、飽くなき探求の継続ですよ!分厚い塗装は削り、キャビティー形状を生かした電気回路の変更、ククク、コレならいけるぜッ!!!
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ええと#E011549でございます。管理人が2本目に手に入れたLEAD2でありまして、紹介は世界の大阪屋、その後いつもの工房で専属リペアマン氏により、リフレットを含むモディファイを実施し、レオスキライヴでは世界の怪鳥、みんなのおもちゃこと、閣下ちゃん(Birdman閣下)にも手にとって貰った事のある由緒正しい(笑)ヤツであります。しかし、その後TeLEADとして生まれ変わる予定が、諸事情により(笑)ネックのみ使用され、ボディーは丸ごと放置されていたのですよ。で、紆余曲折がありつつも今年の夏には
こんな事になってしまったりしてたんですよ、ええ。ですが所詮は他のLEAD2からの借り物ネック、引き離され再び放置という道を辿りかけていたんです。
しかしながら、それでは流石に可哀相、あの時あんなに心を込めて愛でて下すった閣下ちゃんにも申し訳が立たぬ、何とか甦らせる術は無いものか?そこでひらめいたのが、厚い塗装を薄くしようってアイディア!ご存知の通りLEAD2の塗装はトップコートの下が着色層で、その下がシーラーになっていますが、そのシーラー層まで表面を削り落とせば、薄いナチュラル塗装状態になるんじゃ無かろうか、ええい、ともかくやってみろ!ダメなら大阪某所に送付するまでだ(笑)!
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てなわけで、作業開始です。エッジの部分でシーラー層が見えてきておりますよ。 |
やや進行です。しかし遠い道程… |
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さらに進行。エルボーコンターの辺りもやや出てきました。 |
同時期の裏面です。こうやって地道な進行の裏にある努力は、画像からは全く見て取れません(笑)。 |
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ココまで使った道具の数々です。防塵マスクとグラスは欠かせません。スポンジにサンドペーパー(#80〜#240)が張られたものは、ボディー形状にフィットしてなかなか便利です。が、あまりに遅い作業の進行っぷりに業を煮やしましてですね。 |
ドーン! ランダムサンダーです!電動パワーでぶちかませ!多少の削りすぎは容認(笑)! |
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で、いきなりこうですよ(しかも#80使用)。サイドやカッタウェイの内側はまだですが、平坦な部分はほぼ完了です。トップコートや着色層を越えて色焼けが起こっているという事実に驚愕! |
ようし、完成!カッタウェイ内側は地道に手作業で仕上げたら、腕が痛くなったです…ネックは#E001287のものを流用。え?じゃあ#E001287のボディーはって? 知りまへんなぁ(ニヤ)! …いずれ日の目を見ることもある、でしょうか? |
で、ですね、弦張って普通に弾いてたんですが、どうもこう、塗装を薄くした恩恵みたいなものが今ひとつ感じられにくい、そんなことでありまして(笑)。まあ、ルックス的には所々削りすぎてはいてもなかなか気に入ってるんですが、「LEAD2サウンドのグレードアップ」を謳う小特集、何かもうひとつ付け加えたいッッ!!
そんな管理人の元に届いたギターマガジン別冊のムックの中に「シングルコイルにハムキャンセル・コイルを追加する」って項目が!アメリカ西海岸あたりのスタジオミュージシャンの間では一般的なモディファイらしく、コイルのターン数を増やしたような、ユニークなサウンドになるとなッッ??コレはやらねばなりますまい。ご存知の通りLEAD2のボディーはLEAD1と共用でありまして、フロントはシングルコイルPUサイズ、リアにはラージハムバッキングPUサイズのPUが納まるようにザグられています。これはハムキャンセル・コイルとやらを仕込むには好都合!なんだか似たようなことを過去にやった気がしなくも有りませんが(笑)それはそれ。心機一転やらいでか!
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ネック調整も兼ねて取り外し、新規導入した作業台(別名余った座卓)の上に載せます。愛用の電ドラでビスを外しますよ。お馴染みの道具類も並んでいますな。実はサドルには、先日入手したばかりのGOTOH社製GTC102付属サドル(スティール製)を奢っていますよ。 |
ピックガードを裏返したところです。キャパシターのみオレンジドロップに交換していますが、あとはノーマルですな。 |
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今回ハムキャンセル・コイルとして用いる元PUです(笑)。ゴトー製、かな? |
元々は裏面に磁石が貼り付けられていたのですが、外された今ではただのコイル… |
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コイルの表面に両面テープを貼り付けます。その後リアPUの傍に固定。接続は並列としました(下図参照)。ええ、直列には苦い思い出が… |
全てを終え、ピックガードを元に戻したところです。決して最初の写真を使いまわさないのが男の美学(笑)。だが、画像ではそれが伝わらないという悲しさよ… |
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うむ、完成しました。肝心の音はというと、上のほうの耳につく五月蠅い部分がやや丸くなった気がしますな。悪くないのでコレで行こうかと。しかし弾いた事はありませんがElite Stratocasterにもハムキャンセル・コイルが内蔵されてたんだよなあ。LEAD2も生産中止の憂き目に遭わなければ、Elite LEAD2通称ELEAD(笑)ってのが出来て、それがECモデルの元になったりチャーが愛用したり(妄想)…
ま、まあ妄想はともかく(笑)、とりあえず悪くない結果に終わった気がするだけでも上出来です、拙小特集にしては(笑)。これからもさらに塗装を削るか否かなど、適当に色々と考えたり考えなかったりを繰り返し迷走し逆送し(笑)…
…ええ、それが楽しいんですよ、未完成ゆえの楽しさ、ね(涙)。