【Parts】



 Parts、といっても、LEAD2専用のリプレイスメントパーツは殆どありません(笑)。ですので何が流用できるのか、無理やり搭載できる限度はどのあたりか、といった観点の記載となりますことをご承知下さい。なお、パーツに関してはできるだけ現物での確認を心がけておりますが、規格変更などの可能性もありますので、最終的にはご自身での確認をお願いいたします。


Peg(Tuning Key)

 ペグはシャーラー製のフェンダーオリジナルタイプ(フェンダーキー)が用いられています。下の画像ではどちらも向かって左がLEAD2に搭載されているものです。向かって右はテレキャスターシンラインに搭載されているものです。
→リプレイスメントパーツとしては、所謂F-Keyタイプが適合すると思われます。現行品ではFender USA、或いはFender Japan純正品のF-KeyタイプやSchaller ST6Lなどです(Schaller社製品は現物未確認)。

 

画像向かって左からUSA純正品、オリジナル、FJ純正品。それぞれペグカバー後面〜ペグポスト先端の長さが異なり、オリジナルが34.6〜35.0mm、USA純正品が33.2mm、FJ純正品が35.6mmと異なるため、搭載する際は注意が必要です。

2007/04/22追記

本体のペグ穴の直径は約10mmです。そのため所謂ロトマチックタイプのペグに換装する際、ペグ穴自体を拡張する木部加工は少量で済む可能性が高いです。勿論ペグを固定するためのビス穴など、他の加工はある程度必要であると思われます。

String Tree

 ストリングガイドは所謂羽根型(波型)のものが2つ用いられています。スペーサーについては、1982年の仕様変更までは3・4弦用のみに、仕様変更以降は低めのものが1・2弦用にも追加されています。
→リプレイスメントパーツとしては、市販のストリングガイドなら特に問題なく使えますが、ネジの径や長さの違いには注意が必要です。

Pick Guird

 ピックガードの素材は塩化ビニールで、黒-白-黒、または白-黒-白の3Pです。ピックガード裏面にはシールド目的のアルミ箔が貼られています。
→リプレイスメントパーツとしてはWD MusicにLEADシリーズ用のピックガードが取り揃えられています。発注してみましたが、全体の形状、ネジ穴の位置など微妙にアレでした(笑)。取り付けに際しては多少の加工が必要になる可能性がありますのでご注意ください。
 アルミ箔によるシールドはコントロール部のみに貼られています。

Pick Up

 ピックアップはX-1(カタログでは「ワイドレンジシングルコイルPU」)と呼ばれるもので、フラットポールピース、ワイヤーのターン数は約9600ターン(同時期の通常のST用が約7600ターン)、ボビンやマグネットは通常のST用と共通という仕様です。下の画像は、どちらも向かって左がファイバー紙ボビン(1980年半ばまで用いられた、ワイヤー皮膜はエナメル)、向かって右がプラスティックモールドボビン(1980年半ば以降に用いられた、ワイヤー皮膜はウレタン)です。
→リプレイスメントパーツとしてはストラトキャスター用といわれるピックアップが殆ど問題なく使えます。LEAD2本体もキャビティーのザグリが深いため、ノイズレス系の高さのあるピックアップでも搭載が可能であることが殆どです。下の画像はX-1とBill LawrenceのL-250の高さを比較したものです。


POT、Switch、Knob

 POTは、ヴォリューム・トーンともCTS社製で250KΩAカーブ、アウトプットジャックはスイッチクラフト社製で、何れもインチ規格のものです。トーン用キャパシターはセラミック・0.05μf、スイッチはピックアップ切り替え用(#7211、ON-ON-ON)、フェイズ切り替え用(#7201、ON-ON)とも、独特な大型のトグルスイッチ(米C&K社製)が使われています。ノブはストラトキャスターなどと同様です。
→POT・ジャック・キャパシターなどは、規格にさえ注意すれば特に問題ないと思われます。スイッチについては、ミニトグルスイッチと呼ばれるものが径(12mm)が一致する為流用しやすいのですが、微妙に形状が異なる点と、フェイズ切り替え用に適したものが確認できていない点に注意が必要です。

2007/02/24追記

 スイッチに関する情報を追加します。日本のフジソク社製スイッチがサイズ、端子の形状なども含めて流用に適していると考えられます。ピックアップ切り替え用(ON-ON-ON)には同社の#8B2101が、フェイズ切り替え用(ON-ON)には同社の#8B2011がそれぞれ流用可能です。大和無線電気株式会社にて通販可能です。

Neck Joint Plate

 ネックジョイントプレートは「F」の刻印が入った4点止めタイプのものが用いられています。
→4点止めタイプのものであれば基本的に問題なく用いることが出来ると思われます。フェンダージャパン製の「F」刻印入りのものは厚さ約2mm、重さ約50g(純正品はそれぞれ約1.5mm、35g)で、ねじ穴周囲に面取りがされています。

Bridge

 ブリッジベースの幅は73.3mm、長さは39mm、厚みは2.75mmです。サドルは10.5mmピッチで(恐らく)ダイキャスト製、サドルの固定にはバネではなく六角ナットが使われています。オクターブ調節用のネジは、1・2・3弦用が20.5mmと長く4・5・6弦用が17.7mm短くなっています。弦高調節用のイモネジは2・3・4・5弦用が9.45mmで先端部は窪んでいますが、1・6弦用のものは8.0mmで先端部は半球状です。
→リプレイスメントパーツとしては無加工で装着可能なものを知りません。サドルについては10.5mm幅以下のものなら何とかノーマルのブリッジベースに装着可能です(詳細はコチラをご覧下さい)。下の画像はオリジナルとGOTOH社製(GTC101)のブリッジベース部を比較したものです。GTC101は幅75mm、長さ42mm、厚み3.05mmと、オリジナルより一回り大きいのですが、重ね合わせてみると、なんとか許容範囲内に収まる為、ネジ穴の追加を厭わなければ、流用は可能であると思われます。但し、ピックガードの加工が同時に必要となります。

2012/02/07追記

色々と試してみました。フェンダー純正のBRIDGE ASSY STRT HARDTAIL PING Model : 0058274000ってのがよさげです。
こちらがそれ。
固定用ネジ穴、弦を通す穴ともオリジナルとピッタリ合います。
こちらはTele用と謳われているハードテイル。
寸法は似通っているのですが、穴の位置が微妙に合いません。
オリジナルのプレートを重ねあわせてもピッタリ。
幅73.5mm、長さ40mm、厚み2.5mmですからね。
見にくいですが、固定用ネジ穴のズレがわかりますでしょうか?
幅75mm、長さ41.35mm、厚み2.7mmですから、やや大振りですね。