【小特集No.5 We are the CHAMPion.】
あけましておめでとうございます(早)。本年も当小特集、どうぞ御贔屓に。さて、新年早々今年も飽くなきLEAD2サウンドのグレードアップを図ろうと思いつつも、本当にそれだけでいいのか、何か大事なことを見失ってはいないのか、という思いに駆られます。ああそうだ、パーツやアタッチに着目はしても、肝心要、アンプに思いを馳せなかったのは管理人汗顔の至りにございます。で、LEAD2と言えばFENDER、FENDERと言えばCHAMP、CHAMPといえば、String Driver Custom Fine Chabinet主宰、長澤名人謹製TWEED TWIN CHAMP(以下TTC)!!!
というわけで、今回はTTCの詳細にあっさりまったりゆるやかに迫ります(笑)。
名人と管理人との出会いはブティックアンプ界の雄、TWO-ROCK社のTOPAZというアンプの購入から始まりました。何も知らない管理人に対し、とても親切に接してくださった名人、それに乗じて数々の面白キャビ作成を図々しくも依頼しまくる管理人、という構図のまま、数年が経過したのでありますです。
で、昨年FENDER社からTWEED TWINが再発されたというだけの理由で、思いつくままにまろやか過ぎる抽象案のみで依頼したのがTTC(笑)。依頼するとこのように緻密な図面が即座に送られてくるのです(図面はプロトタイプ)。
で、管理人はそれに対しあれこれイチャモンをつけ(笑)、紆余曲折の後にこのように素晴らしいモノが仕上がってくるという訳です。
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適当にも程がある管理人のお惚けリクエストに、これほどの力量を以って応えて下さる名人、感謝の言葉もありません。ラッカー塗布などは、某有名ギター工房まで技術習得のため出向いて下さったとのこと。到底足を向けて寝られません。
で、完成したのがこちらであります。
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ううむ、カッコイイ。作っていただいて本当によかったなあ。 |
ご覧の通り、外寸は六蔵プリンストンとほぼ同じです、てか、適当に縮小するとだいたい六プリサイズになったので、そのままお願いしただけ(笑)。 |
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後方はこのようになっとります。スピーカーは現行JENSENのP−8R(8Ω)を並列で2発。その為なのか、キャビの容量が増えた為なのか、理由は全くもって不明なれど、ノーマルのTweed Champよりもワイドレンジでゆとりのある感じがするようなしないような。 |
足もこのように拘って頂いてます。いやあいい感じ♪ |
いやあ、何時見てもカッコイイなあ。名人に感謝感激雨霰でございます。で、ちょっとオマケをば。
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向かって左がTTC、右はオリジナルのNarrow Panel Tweed Champです。TTCには、インプット2のところに怪しいつまみが(笑)・・・ |
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実はこれ、以前某所で装着してもらったマスターヴォリュームなんです。向かって右の実態配線図と比較すると、挿入部分がお分かりになるでしょうか?管理人はあまりよくわかってません(笑)。 |
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回路図を眺めてみても依然としてよくわからないので、多分ココであろうと思われる場所を図に記しました。「ココ!」だなんて粋がって決め付けてみたい年頃なんですよ、ハイ。 真面目な話をすると、プリ管から出力管に向かう部分でアースに繋がる抵抗を可変にし、出力を調整しているのだと思われます。メリットは、プリ管で歪んだあとの音量調整が出来る点でしょうか。 |
更にこちらを御覧下さい。いかにも中途半端な配線処理によって装着されているキャパシター。管理人の工具箱に眠っていた耐圧630V、0.022μfのそれが、一体どういう理由でこんなところに?
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ええと、これも左右を比較して御覧頂きたく存じます。向かって左がTTCの元となったNarrow Panel Tweed Champのうち5F1と呼ばれる仕様の回路図、向かって右がそれより古いWide Panel Tweed Champ、5C1と呼ばれる仕様の回路図です。詳細に検証すれば色々と違いが見出せるかもしれませんが、そこはそれ、当小特集らしくなくなりますのでそんなことは却下ちゃんです(笑)。ただ… |
ううむ、強がりも程々にしないとなあ(笑)。「コレダ!」とか…
5C1の回路図で図示した入力直後、プリ管前のキャパシター(耐圧600V・0.02μf)、識者に意見を求めたところ「このモデルに用いられていた6SJ7という真空管の信頼性が低く、感電防止目的で入力に直列に入れたのでは?」との見解を頂きました。なるほどなあ。
でもって、管理人が何ゆえその5C1に入っていて5F1には入っていないキャパシターをわざわざ追加したのか?12AX7がそんなに信頼できないのか?いえいえ滅相もございません(笑)。
なんとなくね、気分がいいような、そんな気がしたようなそうでないような…5C1だってfc=1/2πCR=1.59Hzでハイパスフルターとしての意味は殆ど無いし、ましてや5F1には5C1と異なり直後の5MΩも無いからそのあとの回路のインピーダンス(以下略)
…い、如何でしたでしょうか?グダグダな後半はともかくとして、前半の画像においては名人の妙技を堪能頂けたかと存じます。
え?LEAD2サウンドのグレードアップ?アーアー聞こえなーい聞こえなーい(死)…