【小特集No.4 TELEgram Sam.】



 さて、完全にネタ切れの様相を色濃く呈してきた本小特集(涙)…現状打開策としての新機軸がコレ!そうです、温故知新、LEAD2の源流であろうと思われる(反論不可(笑))Fender Telecasterの細部に粘着する事により、LEAD2サウンドの(以下略)
 …ま、まあ、結果はどうあれ過程重視の本サイト(笑)、それでは開始(はじ)めいッッ!!!

 LEAD2よりもほんの少しだけ有名な(笑)Telecasterの仕様については皆様お詳しいでしょうし細かくは触れませんがヴァリエーションモデルを除けば、デタッチャブルネック、固定式ブリッジ、2個のシングルコイルPU、1ヴォリューム1トーン、トーンキャパシターの値(時期による相違あり)、アッシュボディー(例外あり)とLEAD2との共通点は枚挙に暇がありません(笑)。当然トーンも共通しているでしょうなあ。
いやあ、見た目そっくりですね(笑)。違うところを探すのが大変♪
 しかし、そこはそれ、変な意味で実証主義なこのサイト(笑)、小特集No.1と同様の環境で録音してみました。
こちらの「小特集0412-tele」がそれです。
 …ううむ、腕はともかく、LEAD2よりもちょっとだけ、ホンのちょっとだけ、好みの音、かな(涙)?悔しいッッ!!悔しいが認めざるをえないッッ!!
 理由は山ほどあるでしょうが、難しいことはわかりません(笑)。そこで、管理人にもわかる外見上の差異に着目してみる事にしました。
Telecaster LEAD2(1981Wine)
SERIAL No. #41xxx #E018439
NECK DATE none 9/81(3315)
BODY DATE none ? (8281?)
PU DATE _(F) / _(R) 81(F) / 81(R)
POT DATE _(V)/_(T) 81(V)/81(T)
重量 3430g 3260g
ネック重量 660g 640g
ボディー重量 2770g 2620g
ヘッド厚 13.25mm 14.4mm
ネック厚1F 20.1mm 20.3mm
ネック厚5F 21.8mm 21.1mm
ネック厚21F 25.4mm 26.7mm
ナット幅 41.5mm 40.9mm
Telecaster LEAD2

 ペグブッシュは先端が平らなタイプ、ペグ自体はクルーソン社製の所謂ダブルライン。ストリングガイドは波型でテーパーは無い。


 LEADオリジナルのスモールヘッド、ストリングガイドは波型のものが2個、ペグはシャーラー製のフェンダーオリジナルタイプ(フェンダーキー)。


 俗にスラブボードと呼ばれる指板。リフレットされている模様。


 メイプル1ピースネック。


 特徴的なジョイント部。6弦側は17フレット付近でジョイントされ、1弦側21フレット付近には小さな隆起がある。ジョイントプレート上端にはシリアルナンバーの刻印がある。


 20フレット付近でジョイントされているダブルカッタウェイ。「f」の刻印のあるジョイントプレート下には軟質プラスティック製のクッションが挟まれている。


 フェラルは全体がボディーに埋まっているタイプ。


 フェラルは上端がボディ面より突出しているタイプ。


 コントロールキャビティー内にはネイルホールと思われる穴が確認できる。穴の中には塗装が入り込んでおり、リフィニッシュであると思われる。


 キャビティーはLEAD1と共用の1S1Hザグリで導電塗料が塗布されており、PG裏面にもアルミシートが貼られている。


 電装系はオリジナルから交換されている模様。レバースイッチは、端子の接点側に長方形の穴が空いていてレバー部の両端は短い。キャパシターは0.05μfの赤いセラミックタイプ。POTはヴォリューム・トーンとも250kΩで、シャフトはナイロン製と思われる。ノブはどちらも頭が平らだがやや形状が異なるものが装着されている。


 3ポジションPUセレクタースイッチ(F、F&Rパラレルミックス、R) 、フェイズリバーサルスイッチ(PU切り替えスイッチがミックスの時)、マスターヴォリュームコントロール、マスタートーンコントロール、アウトプットジャック。POTは250kΩ・Aカーブ、トーン用キャパシターはセラミック・0.05μf。


 フロントPUには、カヴァー表面は平らなもののエッジはあまり立っていないタイプのものが搭載されている。
 リアPUは上部ボビンが黒、下部ボビンはグレー、ポールピースはスタガードで面取りは殆ど無し、保護用のタコ糸は黒、リード線はホットが黄色、コールドが黒という仕様。


 PUはX-1(カタログでは「ワイドレンジシングルコイルPU」)と呼ばれるもので、フラットポールピース、ワイヤーのターン数は約9600ターン(同時期の通常のST用が約7600ターン)、ボビンやマグネットは通常のST用と共通。


 円柱形サドルは磁性体でおそらくは鉄製と思われる。


 2ウェイアジャスタブルブリッジ。ブリッジベースの幅は73mm、サドルは10.5mmピッチで(恐らく)ダイキャスト製、サドルの固定にはバネではなく六角ナットが使われている。弦高調節用のイモネジは、1・6弦用のサドルで他よりも短いものが用いられている。


 フロントPUキャビティーのネジ穴には、バネ固定用の穴は無い。ネックジョイント部下端中央にはネイルホールと見られる穴が確認できる。
リアPUキャビティーの6弦側エンドピン寄りにも同様の穴が見られる。


 LEADシリーズのPUキャビティー内には丸い窪みが存在する。これは、1977年以降のNCルーターにより加工されたフェンダー製ギター・ベースの中で、トレモロレスのモデルのみに見られる特徴(トレモロユニット付きのSTにはこの窪みが存在しない)で、加工時にボディーを固定するためのものと推測されている。


 アウトプットジャック周囲のボディー側面形状は滑らかで特に平坦化されていない。

   
 アウトプットジャックはピックガード上に取り付けられている。

*上記の画像には一部修正あり

 いやあどうです、そっくりにも程がありましたね(大嘘)?氏はLEAD2の出現を見越してTelecasterを開発したのでしょうか(大嘘2)?…なのに、なのにどうして音が違うンだぁ(呆)!結局外見でわかる違いを比較したところで何一つ音の秘密は掴めませんでした♪え?いつもの事?

だまらっしゃい!

 …冗談はさておいて、基本でありながら完成形、Telecasterもレオフェンダー氏も偉大です、敬礼!ううむ、頑張れLEAD2、負けるなLEAD2、まだ見ぬ夜明けを目指し奔れッ!来年は酉年だッッ!!

…なんだかいやな予感(笑)。


2007/01/21追記

 ええと、実はその後コツコツとパーツを集めて復元に勤しんでおりましたが、ご報告を怠っておりましたですよ。なのでそこらへんをアレ(笑)。

 まずはリアPU周り。ブリッジサドルは悩んだ末に年代を考慮して溝の間隔が狭いスパイラルタイプと換装してます。リアPU自体もおそらくは同年代の白タコ糸で周囲を巻かれたブラックボビンのものに換装。リード線の皮膜は布です。

 続いてはノブ。これも同年代のものを探して換装いたしました。スイッチのチップはNOSで出てきたものとのことです。

 最後はフロントPU周囲。ピックガードは北九州の工房クルースラットさんで製作してもらったものです。フロントPUは平らなカヴァーでリード線がナイロン皮膜のものに換装。弦の上に置いてあるのはAll Parts Japan製TL PU COVER NICKEL SILVER。「エッジの立った、トップ面がフラットなカバーです。素材はニッケル・シルバー、海外のピックアップ・メーカーも使用しております。」とのこと。
 以上彼是とナニした結果でありますが、取り敢えずはこの辺で落ち着かせるつもりです。